島で暮らす中学生の信之は、同級生の美花と付き合っている。ある日、島を大災害が襲い、信之と美花、幼なじみの輔、そして数人の大人だけが生き残る。島での最後の夜、信之は美花を守るため、ある罪を犯し、それは二人だけの秘密になった。それから二十年。妻子とともに暮らしている信之の前に輔が現れ、過去の事件の真相を仄めかす。信之は、美花を再び守ろうとするが―。渾身の長編小説。
■三浦紫苑/三浦しをん/Miura Shion
三浦紫苑日本作家,生於東京都,一九九三年三月自早稻田大學第一文學部畢業。二零零四年四月,三浦紫苑出版文壇處女作《女大生求職奮戰記》(格闘する者に○)。二零零六年八月,三浦紫苑以《真幌站前多田便利屋》(まほろ駅前多田便利軒)獲得第百卅五回直木獎。繼堤千代、平岩弓枝、山田詠美後,第四位於卅歲前獲得直木獎的作家。三浦紫苑再以2012年以《啟航吧!編舟計畫》獲得第玖回書店大獎。著有《哪啊哪啊 ~ 神去村》、《你是北極星》、《啟航吧!編舟計畫》、《沒有愛的世界》等作品。
三浦 しをんは、日本の小説家、随筆家である。東京都出身。父は上代文学・伝承文学研究者で千葉大学名誉教授の三浦佑之。
ボイルドエッグズを立ち上げた村上から小説を書くよう叱咤激励され、「『自分の就職活動』なら書けるのでは」と提案されたこともあって、1999年秋から執筆に着手する。2000年4月に、自らの就職活動の経験をもとに3か月かけて書きあげた処女小説『格闘する者に○』(草思社)を出版した。だが、「これは違う、書きたいものではない」と思い、その後もなかなか作家としての実感は持てなかった。2年後の2002年、4作目の『秘密の花園』で近づいた手応えをつかむ。その後、2005年には『私が語りはじめた彼は』で山本周五郎賞候補、同年7月には『むかしのはなし』で直木賞候補となった。この3作が最も試行錯誤した時期だった。
2006年8月に『まほろ駅前多田便利軒』で同年上半期の直木賞を受賞した。誕生日前の29歳での受賞であり、20代での直木賞受賞は、堤千代、平岩弓枝、山田詠美に続く4人目である。2018年刊の『ののはな通信』で第25回島清恋愛文学賞及び第7回河合隼雄物語賞受賞。2019年、植物学専攻の大学院生を描いた『愛なき世界』で、作家としては初めてとなる日本植物学会賞特別賞を受賞。
作者:三浦紫苑/三浦しをん/Miura Shion
叢書系列:みー36ー1
規格:文庫,10.8 x 15.2 x 1.5 cm,352頁
出版商:文藝春秋
商標:文春文庫
出版日期:2012年10月05日初版廿三刷
語言:日文
ISBN-13:978-4-16-776101-1
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