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日本語、韓国語、中国語、ベトナム語、英語といった個別言語に見られる現象の分析及びそれらの比較対照を通して、空間的な概念が個別言語の文法あるいは人間言語一般の文法とどう関わっているかを論ずる。
筑波大学文芸・言語系の若手・中堅の共同研究の成果を集約。杉本武/矢澤真人・安部智世/沼田善子/青木三郎/砂川有里子/廣瀬幸生/竹沢幸一/安平鎬/佐々木勲人/三谷惠子/レー・バン・クー
■目次
「から」受動文と移動動詞構文 杉本武 著 1-28
方向のヘト格 矢沢真人 著 29-50
ヘ格およびニ格相当の無助詞名詞句の発生と展開 沼田善子 著 51-76
〈ところ〉の文法化 青木三郎 著 77-104
空間から時間へのメタファー 砂川有里子 著 105-142
視点と知覚空間の相対化 広瀬幸生 著 143-162
空間表現の統語論 竹沢幸一 著 163-214
結果相を表す表現と空間表現との共起関係 安平鎬 著 215-248
中国語の受損構文 佐々木勲人 著 249-268
空間と分配 三谷恵子 著 269-298
「空間の移動」から「認識の移動」へ レー・バン・クー 著 299-318
作者:青木三郎/Aoki Saburo & 竹澤幸一/Takezawa Koichi
規格:平裝,15.1 x 21.1 x 2 cm,326頁
出版商:黑潮出版社/くろしお出版/Kurosio Publishers
出版日期:2000年10月20日初版壹刷
語言:日文
ISBN-10:4-87424-203-0
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