年を重ねるごとに美しくなる長岡さん。その秘密は何か。宮沢賢治の朗読会、瞬きの詩人・水野源三のCD、詩集『詩暦』の復刻など、80歳から92歳までの活動の全記録。
目次
九十二歳になりました
家の建てかえはやめました
わが台所の主、静さん
わが家の台所太平記
宮沢賢治を読む
おばあちゃんからの贈りもの
朗読と音楽会の旅
お洒落の秘訣
西村伊作先生と文化学院
森本薫さんと「女の一生」〔ほか〕
■長岡輝子/Teruko Nagaoka
明治四十一(一九〇八)年、盛岡市生まれ。東洋英和女学校をへて渡仏。帰国後の昭和六年、演出家の金杉惇郎と劇団テアトル。コメディを結成。翌年、金杉と結婚。金杉の死後、文学座に入り、演出家・女優として活躍。昭和十九年、実業家の篠原玄と再婚。戦後は舞台、映画、テレビに幅広く出演。昭和三十九年、ウェスカー「大麦入りのチキンスープ」で芸術祭文部大臣賞、四十五年、デュレンマット「メオテール」で紀伊國屋演劇賞を受賞。四十六年、文学座退座後は「長岡輝子の会」をはじめ、多彩な活動をつづける。勲四等瑞宝章、NHK放送文化賞を受ける。
作者:長岡輝子/Teruko Nagaoka
規格:精裝,14.1 x 19.9 x 2.3 cm,216頁
出版商:草思社
出版日期:2000年09月06日初版壹刷
語言:日文
ISBN-10:4-7942-1000-0
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